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淡路玉ねぎ

      2016/08/12

今、私は地元商工会の地域資源活用研究会に参加させていただいておりまして、玉ねぎを活用した地域活性化に取り組んでおります。

それで今日は「淡路玉ねぎ」について調べてみました。

淡路島にしか見られないであろう玉ねぎの吊り小屋貯蔵風景。
(木造の瓦葺きの小屋が特にお気に入りです)

今は、鉄骨造のスレ-ト葺きの小屋が主流になっていますが、
木造瓦葺きの小屋のほうが断然長持ちして乾燥させる玉ねぎのためにもいいのにね。今の日本の住宅事情のようで悲しいですね。

さて、この小屋の標準的な大きさは、写真でもお分かりでしょうが、
3.6mX5.4m(2間X3間)
各段が0.4mで7段
約38,000球収納(一反4畝相当)

収穫が5月下旬の中生種の一部と6月上旬~中旬の中晩生種が「つり玉」と呼ばれてこの小屋で自然乾燥によって保存され、さらに8月を中心として冷蔵されます。

表面がパリパリに乾燥した、おなじみの玉ねぎがこのタイプで茎葉が枯れると呼吸量が急速に低下し、40~60日ほどそのままの状態が続くという「休眠」現象を利用して保存されているそうです。

ところで最近切っても涙が出にくい玉ねぎが多くなっていませんか?
涙の犯人の正体は玉ねぎの細胞に多く含まれる「硫化アリル」
これが多く含まれるほど涙が出やすいのですが、調理した時に甘い玉ねぎに変身するそうです。

北海道産や輸入玉ねぎは「秋どり」で高温時に急激に太らせるタイプで、冬場にじっくり成長させる淡路産に比べると味は淡白で辛味や刺激臭も少ないのです。これが涙が出にくい原因だと推測されます。

 

長くなりましたので、玉ねぎの歴史や効用などについてはまた後日とします。

ご購入時には是非淡路産の玉ねぎを!!!

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