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気になる建物(3)

      2016/08/12

屋根はバランス。
建物に対しての瓦屋根の意匠について大切なことの一つにバランスがあると思います。


例えばこの建物、頭でっかちの感を受けませんか?
せめて、本葺にされるのであれば丸瓦を4.5寸の細いものを使った方が軽く見えてよかったのでは。

屋根に少し「ムクリ」をつけることも提案します。
そうすることでスミ棟も、もう少し優しい線が出せるようになり、外観から受ける印象も変わると思います。
また、鬼瓦の形状にも工夫が必要ですね。


「仲付刻み袖」という破風瓦を使用しているのですが、拝巴がこれではいけません。ちゃんとこの袖用に作られた拝巴があるのです。



仲付巴で納めた施工例

奥深いですよ、いぶし瓦の屋根。

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