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大阪府立近つ飛鳥博物館

      2016/08/12

有名建築をたずねて(3)
大阪府南河内郡河南町大字東山299
設計:安藤忠雄建築研究所

日本でも有数の古墳が存在することで知られ、堺の仁徳天皇陵から奈良の飛鳥へと連なる歴史街道のただなかにあります。

ちょうど雨が降り出しその後大雨になってしまいあまり外観の写真が撮れなくて残念でした。

この建物は、ファサ-ドがないので最初どこが入り口かわかりませんでした。
御影のピンコロ石で覆い尽くされた巨大な階段。この下に博物館の展示室が収めれれています。まるで、古墳の中に入っていくような感覚なのです。


直径10mの台上に据えられた縮尺150分の1の仁徳天皇陵の精密な模型。
いかにスケ-ルが大きいものであるか実感できます。

春季特別展で出土瓦の展示もおこなわれていました。
河内の古代寺院や斑鳩寺の瓦など


写真中央が箆書(へらがき)平瓦

疑問ではありませんか?
この博物館の名前。
「近つ」・・・ちかつと読みます。
奈良の飛鳥を「遠つ飛鳥」そしてここ大阪南部を「近つ飛鳥」と呼ぶと、古事記に明記されているそうです。つまり難波の宮からの遠い近いからそう呼ばれたそうです。

時間もなく早足の見学だったので今度はじっくり時間をとってもう一度訪れたいと思っております。

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