革新的なデザインと、ここにしかない風合い | 淡路瓦の景観材・壁材・ガーデニング材・エクステリア建材

ブログ
  1. HOME >
  2. ブログ >
  3. アーカイブ >
  4. 瓦のはなし >

阪神淡路大震災

      2016/08/12


また、耐震偽装の問題が明るみに出て大変騒がしくなっていますが、あの震災を経験していない人たちが経済性優先で取った行動なのでしょうか?

あの震災を実際に体験したことのある人は決してそんなことはできないと信じたいですね。

この写真の瓦は震災当時ボランティアとしてある大きな芦屋のお屋敷の片付けに行ったとき、ほとんど倒壊して壊れている瓦のなかから原形をとどめていたものをもらってきたものです。お屋敷の住人はお年寄りのおばあさん一人でその後この土地は分割して売却されてしまいました。

倒壊したのは長い大きな塀でした。建物は非常に立派な純日本建築で築70年ですが
一部損壊でお年寄りの一人暮らしでほとんどメンテナンスができていなかったことが原因だと思われます。

この瓦は当時大阪の泉州地方で作られた刻印があります。
当時から非常に洗練されたデザインや仕事の良さで京阪神地区の主な邸宅によく採用されていたようでうす。
震災瓦礫として捨てられるのが身につまされる思いがして・・・・もらい受け工場にこうしてもう12年置いております。

語り継いでいかなくてはなりませんねあの震災。

 - 瓦のはなし

瓦の景観材・壁材・ガーデニング材・エクステリア建材としての施工や設計に関する具体的なご相談を承ります。資料請求もお気軽にお申し付けください。