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地方に行けばその土地独特の建築が見られますが、
淡路島特に南方面で見られる特徴ある民家もその一つです。

数年前に弊社が納入させていただいた物件例2件。

以下、淡路島独特の瓦仕様は次の通り。
民家に本葺瓦、平は面取り。
平瓦のサイズは淡路サイズの葺き幅8寸5分、素丸　幅5寸X長さ7寸
軒巴はツヅ入り模様入り、本掛け巴はなぜか万十巴。
鬼際にピンと立ちあがった鳥衾。（大棟と隅棟にしか取り付けません）
大棟・隅棟鬼際から5枚程度のみ垂れ紐付付丸を使用、その他は紐なし付丸など・・・
野地はむくりがあり、隅先は反りがあります。

そしてこの暑い中その淡路島独特の民家葺き替え工事中です。
築70～80年くらいかな～～ということです。
お施主様たっての希望でまた本葺瓦で施工となりました。

娘の家に泊まったんですが、何か今流行りの瓦なんだけど、２階はとても暑くて寝られないのよ！！
だから、私はやっぱり本葺瓦の家に住みたいの。（奥さん談）

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